静岡あおい相続遺言相談室の
相続手続きに関する相談事例
静岡の方より相続に関するご相談
2025年05月02日
行政書士の方、兄の相続手続きで必要な戸籍を教えてください。(静岡)
静岡の兄が65歳で亡くなったので相続手続きをすることになりました。両親は2人とも数年前に他界しています。兄は生涯独身で、子供もいないため、相続人は弟の私だけではないかと思います。
相続については両親が亡くなった際に経験していますが、今回は親子ではなく兄弟間といういうこともあって、いろいろ分からず困っています。行政書士の先生、相続手続きで必要な戸籍について、何を集めたらいいか教えていただけますでしょうか。(静岡)
ご兄弟の相続手続きで必要な戸籍をご紹介します。
基本的な相続手続きにおいて集めなければならない戸籍は以下になりますが、兄弟間の相続の場合は、【追加】の戸籍も必要となります。
- 被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本
- 相続人全員の現在の戸籍謄本
【追加】被相続人の両親それぞれの出生から死亡までの戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本
法定相続人が誰かということを第三者に証明するためにこれらの戸籍が必要です。戸籍から、被相続人に配偶者や子がいるのか等を確認することができます。兄弟間の相続においては、両親それぞれの出生から死亡までの戸籍を読み解くことで、ご両親が亡くなっていることや、被相続人に他の兄弟がいるかどうかが分かります。なお、被相続人に隠し子や養子がいることが分かった場合には、その方が相続人となり、ご相談者様には相続権はありません。
多くの方は一生のうちに何度か転籍しており、被相続人の最後の戸籍から、従前戸籍についての記載を読み取り、出生時の戸籍まで順次さかのぼっていく流れとなります。兄弟相続の場合は、ご両親の戸籍から順に追っていく形となりますが、いずれにしても、戸籍の収集は時間がかかる恐れがありますので、相続の専門家に任せるのも一つの手ではないでしょうか。
兄弟間の相続においては、一般的な相続手続きよりも多くの書類を集める必要がありますので、相続の専門家に対応を依頼することをお勧めします。また、相続手続きの内容自体も慣れない複雑なものが多く、ご自身での手続きに不安がある方は相続の専門家にご相談下さい。
静岡あおい相続遺言相談室は、相続手続きの専門家として、静岡エリアの皆様をはじめ、静岡周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
静岡あおい相続遺言相談室では、ご依頼いただいた皆様の相続手続きについて、静岡の地域事情に詳しい行政書士が親身になってサポートさせていただきます。まずは静岡あおい相続遺言相談室の初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。静岡あおい相続遺言相談室のスタッフ一同、静岡の皆様、ならびに静岡で相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。